matagorou’s blog 尾崎豊 自由に生きられるかそして感動を得られるか

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核 CORE シングル盤

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1987年に開始された街路樹ツアーがツアー中に尾崎の急病のため中止になったのが1097年9月下旬。
10月1日に尾崎がレコード会社のレーベルをCBSソニーからマザー&チルドレンに移籍した後初めて発売された尾崎の商品はシングル核COREだった。

・同名6thシングル(87.10.1)収録。編曲:樫原伸彦
 オリコン 最高2位・売上18.8万枚。(12インチ)
       最高47位・売上2.2万枚。(90.11.28)

収録曲
1核 CORE 英題 CORE
2街角の風の中 英題 Twilight Wind

この時の宣伝用のシールに、
「お詫び このたびは尾崎豊のニューアルバム「街路樹」が2度の延期から、
無期延期となり、大変ご迷惑をおかけいたしましたことを、心からお詫びいたします。
株式会社マザー・アンド・チルドレン」

87年レコーディング開始時のアルバム収録予定曲は
『LIFE』『理由(当時タイトル未定)』『街路樹』『街角の風の中』『核』
の5曲のみだった(記憶違いならスマソ)他に未完の曲の原型が数個あり、尾崎は
ツアーリハーサルの合間はこれらの曲の完成を命題にされており、曲作りは
かなり追い込まれていたようです。そんな中、一番最初に音入れしたのが5月に録った『核』
その後他の4曲が随時録音されていきました。シングルの発売を7月1日にしたいという
会社側の強い意向もあり、尾崎が不在の時にアレンジもどんどん進行、6月始めにはこの2曲でシングル切る
という決定が出てましたが、尾崎が音を確認出来ていないなどの小さなトラブルもあり、さらに紛糾。
見切り発車のツアーも寸前に迫り、とりあえず2ヶ月発売が延期になりました。
スタッフとの話し合いで「混沌とした状況を我々もファンも承知しているのだから、このまま混沌としたアレンジで
発売してみるのもいいんじゃないか」という結論により10月1日に発売。
しかし尾崎はアレンジに大きな不満を抱えたままで、後に再開されたレコーディングで録り直しを要求。
アルバムバージョンとして再登場しました。なのでアルバムバージョンは尾崎のセルフプロデュースと言っていいのではないでしょうか