matagorou’s blog 尾崎豊 自由に生きられるかそして感動を得られるか

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仙台市民会館

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1984年12月5日 仙台市民会館
 
東北3Days最終日、
 
仙台を訪れたのはこれで2回目である。
この場所でひとまずこのツアーは休みにはいるが、この初のホールコンサートツアーは全部で20公演ある、まだ尾崎の旅は始まったばかりで、初めて訪れるような街がほとんどであったようであるが尾崎は彼を待つ人々の前に一夜のステージのために現れ、また次の場所へと去っていく。
 
 
この仙台ではテレキャスター、12弦ギターを破壊した、昨夜は会館にあるピアノの鍵盤を壊し
 
ツアーにこれから使っていく楽器を次々とと破壊した、これもパフォーマンスの一環なのかもしれないが荒れたステージが多い。
 
少しの休みの合間に尾崎は新アルバム「回帰線」の制作と来月発売のシングル「卒業」の件でなんかと帰京しても忙しかったことであろう。
 
仙台公演の翌日12月6日に彼を取材した記事によると仙台にはお客が半分くらいしかはいっていなかったようだ。
しかし尾崎は言う
「2階、3階までお客さんがいっぱいいるみたいなところでやってるんです。だからきっと、体いっぱいで表現したいっていうのがあるんでしょうね。」
 
「人をたくさん集めたからって偉いって感覚じゃなくて、できるならより多くの氷魚に歌を伝えたいってところで、気持ちはいつも武道館」
 
というこの短い尾崎の吐いた言葉にはまだ駆け出しであるということの身分の自覚と、自分のやりたい音楽に突き進んでいるようにも思われる。