少し日が空いて尾崎は中国地方にきていた。
この間に新アルバム「回帰線」の制作も同時進行しており、まさに尾崎の多忙な19歳はここに始まったと言っても過言ではないようにも思える。
以前のライブハウスツアーに比べてキャパシティと地方を回るライブを主眼に置かれた尾崎の活動の原点がここに始まったのではないかと思う。
今回のツアーからホールをまわるツアーとキャパシティも以前よりは増えている、しかし尾崎はどのコンサートにおいても手を抜くことはなく、全身全霊、
「今日しか会えない人々」
そんな思いでコンサートに毎度臨んでいたようである。
翌日には岡山に移動してライブを行う。