札幌の夜は、「ラーメン横丁」からスタートです。これは北海道では法律で決まってるらしく、すすきのに繰り出す観光客は、「ラーメン横丁」でラーメンを２杯以上食べないと、逮捕されるらしいです。と回想しているのは鴇田さんである。
同じ夜、吉川晃司は、キャパシティ2500人の札幌厚生年金会館でコンサートを行っていた。その夜、尾崎は札幌のパブで酔いつぶれ、トイレに立てこもった。
いつまで経っても出てこないので心配したスタッフが、とうとうトイレの鍵を壊してドアを開け、倒れていた尾崎を引きずり出し、そのままホテルまで、かついだり、引きずりながら帰る様は、まるでマグロを引きずっているようだったという。
そしてホテルに帰ると、偶然にも尾崎一行と吉川一行が宿泊しているホテルが同じで吉川晃司のファンが、尾崎についていけば吉川に会えると思って待っていたという。
とこの夜起こったことはこんなことであるがもう少し深く掘り下げてみようと思う。
尾崎はウイスキー・ストレート3杯飲み干し、トイレに行くと言った後、際にトイレで重い音がしたようである。
15分、20分と経っても帰ってこないので福田氏がトイレに見に行ったようであるがまだ尾崎がトイレから帰ってきていないことを確認し
トイレで寝ているのでは？という話になったが最終的に福田氏により
「弁償するのでドア壊していいですか？」
ということで尾崎をトイレから出し、彼はマグロのようにマネージャーのキヨシ氏、スタッフのソラチ氏(著名な空田満氏当時スタッフであった)、によってホテルへとタクシーで帰った。
鴇田氏の回想では鴇田氏も共に付き添って行き尾崎を部屋まで連れていったようだ。
最後に書き忘れていたが吉川のファンは尾崎が会うからと尾崎に付き添って行ったそうだが結局会えなかったと尾崎のマネージャーキヨシ氏が回想している。
