matagorou’s blog 尾崎豊 自由に生きられるかそして感動を得られるか

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NYからの手紙

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1986年 8月

季節は夏の盛りを迎え8月になっていた。
突然であるが、NYから帰ったばかりである須藤氏がまた登場する。
彼はこの8月6日が誕生日であり、尾崎は誕生日に辺りNYから須藤氏へむけて手紙を書いている。

Dear my greatest director,Mr.Akira Sudoh
~食いまくらせていただいた無知な20歳より エイリアンを食べてしまった34歳のお父さんへ~
Happy Birthday to You!!

N.Yの生活は相も変わらず熱い真っ盛り まぁTokyoとそれほど変わりません。
 ただ不良少年や浮浪者のhungryなことといったらTokyoとは比べ物にならない程とても露骨で、かつ狂暴 ある意味でTokyoと比べたら健康的ともいえます。

この社会のしわよせの明確さだけをとるなら 僕は ある特別な意味で評価に値するものだと思います。
まぁでも 多分 僕はこの街N.Yでも苦悶の表情を消せやしません。
たぶんどこへ行こうとも・・・

"Hey men! "などとあたかも陽気で元気な彼らの動作も 今は何かあきらめに近いものを感じます。
まぁ手っとり早いし わかりやすいし 見ていておもしろという 個人的な親しみはあるけれども・・

え~というわけで、N.YでのRecordingを11月から始めようというのは大賛成です ぜひやりましょうっっ!

Musician や Engineer についてはよくわからいあので教えて下さい。ただしvisaは12月8日で切れてしまうし きちんと woking visaを tottekara 割と 長期滞在を 頭において 良い物を作りたいと思います。

ちなみに1曲の RE-MIXに かける時間は こちらでは24 hour から半年だそうですし できれば そこらへんもワガママに やってこそ 本当だと思いますが いかがでしょうか? 

とりあえず僕は たよるものの半分を 社会に奪われてしまっている様だしっ!?
残りの半分は熱カンと生ウニで つなぎとめれると思います。

少なくとも Recordingに入ってから 3ヶ月以上はかけて 半年くらいは滞在できる様に とりはからっていただけると たすかります。

 金もなくなるし・・・・英語力も とぼしく・・・・とほほ
 それでは Hudson River にゴミを ふやさない様に 僕らの記録が盗まれてしまわない様に・・・・
   頑張りましょう

    See you from Yutaka Ozaki

お体を大切に

と書き出してみたが。手紙の内容を要約してみれば新しいLPを作るためにはNYでの長期滞在が必要であるという内容であるが、終わりのほうに書いてある熱カンと生ウニについては何度かこの流れの記事でも触れていることであるが、最後にハドソン河にゴミを増やさないようにと書いてあるが須藤氏の著書による解説を借りれば

‘もしレコーディングが失敗すれば、河に捨てればいいよ、‘

そのくらいの気楽にやろうよということである。