matagorou’s blog 尾崎豊 自由に生きられるかそして感動を得られるか

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時間をかけて

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1987年 3月2日

NYでの撮影が続く。
あまりいい結果が得られなかったと後に田島氏が言うようになにも活動をしていないのにその宣伝のための写真を撮影するということを尾崎は嫌がっていたともいう。

このコニーアイランドでの撮影では行くのに2時間、撮影に15分という形であったという。

あまり良い気分ではない日々が続けば少しの親しみと大きな寂しさがあるこの異国での尾崎の心境はどういったものであったろうか。

恐らくあまり良いものでなかったことは想像できるが、まだ撮影の日程は詰まっている。
そんな状態が良くないと思われる尾崎の気持ちを紛らわせるの田島氏の仕事であった。
 
2人で撮影の合間にいくつかの美術館に行ったという。
そこでは絵の事について田島氏によく質問する尾崎の姿があり、リラックスしていたようにも感じれたという。
 
そこでは少しだけ優しい表情の尾崎のカットを撮ることができたとも回想している。