matagorou’s blog 尾崎豊 自由に生きられるかそして感動を得られるか

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群馬県民会館

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1987年 7月4日 群馬県民会館

ツアー3本目のコンサート会館の前には開場前から近くの駐車場にたくさんの車が停められていた。

開演時間になると定刻通り、SEは止って先にメンバー達が出てくると最後にフラっと出てきたのが尾崎であった。
大歓声が迎える中、1曲目の「街路樹」からスローナンバーが続く。そこから「LIFE」と続く。

「DRIVING ALL NIGHT」「BOW!」とロックナンバーが続くと照明は真っ暗になって尾崎は12弦ギターを引っさげてマイクの前に立つ。

「ただいま、今日はオレんとこにようこそ!」
うつむき加減に言うと5曲目に「街角の風の中」を歌い上げてバックバンドたちにも合図を送りながら歌い終える。

6曲目の「失くした1/2」「誰かのクラクション」「FORGET-MENOT」と続く。
「ILOVEYOU」のピアノイントロで観客達は歓声をあげると再びステージの照明は真っ暗になる。

一点だけのライトが尾崎を照らすと彼は小さな声で語り出す。

「どうも久しぶりです。元気でしたか?1年ぶりこうやって歌い始めて、その間
ニューヨークに行ったりとか、自分の親の生まれた所に帰ったりとかして。

3年ぐらいこうやって歌い続けて来て・・・・・何だか自分と回りとが・・・・・みんな
とか回りのものが・・・・・何か遠くなっていくような気がした。

もう一度、イチからやり直せたらって、いろいろ考えてて・・・・・そんなふうに自
分が感じられて。人を信じられなくなったり、うたぐり深くなったり・・・・・それで
も"愛する"ってコトバをいろんな意味で感じたかった」

『そしてティーン・エイジャーのキミたちと、ずっとロックンロールをし続けていくような
ヤツらに、ロックンロールを今すぐやらなけりゃならないと思ってるヤツらに・・・

そう言うと「十七歳の地図」を歌った。
「路上のルール」「存在」とロックナンバーが続く。

「オレがNYにいったときの話をきいてくれるかい!?」
続くロックナンバー「ハイスクールRock`n`Roll」にはいるとステージを右往左往する。

曲が終ると同時に「Scrambling Rock`n`Roll」のベースがリズムを刻むと彼はカウントをいれて一気に歌い終えた。

ステージの真ん中で這い蹲ってると、ピアノイントロが次の曲を尾崎に誘う。
「核」だ。

核を歌い終えると尾崎はステージをあとにした。
アンコールの声が始まると尾崎はすぐにステージに戻ってきた。

「もういっちょロックンロールいくぜ!」
そう言うと、「紙切れとバイブル」「Freeze Moon」と続く。

メンバー紹介を終えて曲を終えると尾崎は再びステージを降りた。
再びアンコールを望む声「OZAKIコール」に応える。

アンコールではグランドピアノに座って「卒業」
そしてギターをローディーから受け取ると、「シェリー」を弾きだした。