matagorou’s blog 尾崎豊 自由に生きられるかそして感動を得られるか

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笑顔

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1988年 9月12日 東京ドーム

ステージを降りた尾崎はギターをスタッフに手渡す・・
舞台裏が見えるスタンド席からの声援に手を振り返すと尾崎はスタッフが待ち構えている出口へと消えていった。

部屋に戻るとスタッフに拍手で迎えられ、「お疲れ様」と皆に労いの言葉が返され、スタッフに握手を求められれば握手をし・・・お互いを讃えあうようなものに似ているのかもしれない。

汗だくの尾崎はイスに座ると少しスタッフやメンバーと談笑する。
共演したプレイヤーたちは尾崎にサインを求めていた。

私服に着替えると、母親と記念撮影・・
他にも見に来ていた親族たちの写真撮影に応えたという。

さて終演後に打ち上げが行われたこれはスタッフは締め出して関係者のみの小さいものに留まった・・もしや今回に限ってそれは尾崎の希望かもしくはマザーの意向であったかわからないがこの場で尾崎は社長の福田氏と話し合ったという。

尾崎はライブ直前に辞表を提出していた、兄の康氏が文面まで練り作成されたものでおそらく自分のこれからの活動についても含めた話し合いがされたはずである。

結果として尾崎はマザーをやめてしまう・・・ここではやめる意思表示を尾崎が口頭で行った正式の場であったのかもしれない・・

尾崎はマザーをやめた・・巣立つような形ではなく喧嘩別れであったことには間違いない
マザーはこの88年以後凋落を始める・・そして今は存続をしていても跡形もないようものである。

余談ながら撮影されたこの1枚は十代のルイードから尾崎を撮ってきた山内氏が尾崎を撮影した最後の1枚となった写真である。
最後のショットが笑顔であったことが救いか後年山内氏は書いている・・