matagorou’s blog 尾崎豊 自由に生きられるかそして感動を得られるか

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LIVE CORE アンコール

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一度ステージを降りたが、尾崎コールが続く。
いつものTシャツとジーンズの姿になると尾崎はスタッフに連れられてステージに戻った。

一度12弦ギターを渡されたが、スタッフへ戻すと尾崎はマイクを持ってステージへ・・
マイクの前に立つとスタッフが6弦のギターを持って立ち寄る。

ピックをもらい、尾崎は話す。

「ちょうどこの歌を作ったとき、後楽園のそこに流れている川を見ながら作ったんだ」

と言うと「シェリー」前奏が流れる。
アンコールの1曲目は「シェリー」、尾崎だけの弾き語りであった。

途中、尾崎は思いを語る

「俺ばかりがかなしいわけじゃない、それに気づかずにいた・・・山ほど言いたいことが・・・
こぼす涙や・・俺の裏切りや・・傷つけられた傷がだけど・・・誇り高く生きていかなければ・・」

と語る。

ギターを一度スタッフに返すとピアノから「ILOVEYOU」のイントロが流れる。
ライブの冒頭から枯れていた声は終わりに近づくにつれて元の尾崎の声に戻りつつある。

またギターをスタッフから手渡される、今度は12弦ギターだ・・1人前奏を弾く・・・唯一「街路樹」収録の曲で本編ではやらなかった曲「理由」をギター1本で歌いきった。

そこからの尾崎はギターをもったままステージの左右袖へと歩いていき、頭を下げる・・
ステージに戻り、弦を押さえると最後にもう1曲・・そんな感じで歌われたのは「僕が僕であるために」であった。

たった1人ギター1本で5万人相手に最後に歌うのが「僕が僕であるために」であった。
噛み締めるように詩を吐き出し歌い終えるとやりたくない思いで挑んだ尾崎であったがその顔にはライブをやりきった安堵感が笑顔として現れているようにも見える。

客席に手を振り、ギターを手にもち手を振る・・
終わりがけに、マイクにかけよると

「またどっかで会おうね」

かすかな可能性と希望を約束して尾崎はステージを降りた・・
帰っていく尾崎を客席は歓声で送り出す・・

ライブは終わった・・