1984年８月１０日 尾崎はこの日から松葉杖の使用を許され、少なくともこれまでの10日間の生活はすべて車椅子生活であり、１８歳の男が突然骨折という形で歩行を一時的にでもできなくってしまえば、耐え難い不便さが出てくるであろう、が松葉杖を使うことに…

1984年８月6日 尾崎は左踵骨の手術をうける。 15分ほどで終わり、執刀医は大門氏という医師であった。 三寸釘の鉄棒が2本はいり、下半身の腰椎麻酔をかけて行われた。 午後5時頃の排尿後に麻酔がきれ、痛みを伴い始めたようだ。 圧迫した左肢の踵骨を制服す…

1984年８月４日 尾崎の父健一氏は奥さんと共にこの6日と７日を利用して那須へ1泊旅行を計画していた。 奥さんの友人がペンションを始められそのお招きをうけたので応じるところであったという、そんな時に息子の豊がライブで負傷したという連絡が自宅にはい…

1984年８月４日 アトミックカフェ 『演奏曲』 1.核（CORE） 2.Scrambling Rock'n'Roll 3.十七歳の地図 4.愛の消えた街 『出演者』（出演順） 「白竜」、「ザ・ルースターズ」、「学校開放新聞（飛び入り・アマチュア）」、「明田川荘之」「シオン」 「PJ＆ク…

１９８４年 ７月１６日 千葉文化会館 ７月２０日 横浜教育会館 ７月２１日 浦和市民会館 尾崎初のホールコンサートがこの３日間関東を集中して行われた。 ツアーではなくまたマザー主催でないため公式の記録には残されなかったと思われる。 しかし公演内容は…

1984年７月２１日 浦和教育会館 浦和の本番前尾崎は着くなり、楽屋で1冊の大学ノートとウォークマンを持ち出して、楽屋の隅でモクモクとペンを動かす。 メロディだけできた曲に詩をつけていた、 その間は３０分ほどで、ペンを置いて書きなぐったページを乱暴…

1984年７月２０日 横浜教育会館 横浜でのステージでは尾崎はこれまでのツアーで行ってきたパフォーマンスの反応を見ることができた。 拍手するのも忘れている観客がいた、客を突き放すような尾崎を見たのは最初のルイードから同じであるかもしれない、が途中…

1984年 7月18日 取り壊し中の中学校の校庭で撮影。 翌日の新聞でこの場所で2人事故で亡くなった記事を読んだ山内氏は恐怖したとのこと。 廃墟や壊れかけだのと尾崎の世界に出てくるものはいつも、はっきりと綺麗で煌びやかなものが出てくることは少ないがそ…

1984年 ７月１６日 千葉文化会館 尾崎初のホールコンサートが行われたのはこの千葉文化会館というところだ。 千葉、横浜、浦和そして9月には日本青年館でのコンサートが告知されている時期であった。 客席はいっぱいに詰め込んだライブハウスというような形…

尾崎 おめおめ

1984年7月15日 後楽園アイススケート場 はっきりした資料がないのが残念なことであるが判明している僅かな事実を記載する 後楽園アイススケート場にて映画「フットルース」の試写会が行われた。 映画の内容をここに多く記すことは、直接の関係はないので省略…

1984年7月6日 尾崎、渡米の話が母から父への電話で知らされた 期限は一週間、勉強及び見学という建前であったが後に86年から1年近く渡米する話とはまた別件であったと思われる。 当然ながら戸籍謄本、ビザの手続きが必要である。 余談ながら尾崎豊の本籍地は…

なんやかんやで尾崎の誕生日が近づいてるな

今週もおつかれー 今年もあとわずか

1984年7月1日 日比谷野外大音楽堂 尾崎初の野音は単独公演ではない 女性ミュージシャン白井貴子の前座であった。 演奏曲は以下の通り シェリー はじまりさえ歌えない Bow! scrambling Rock`n`Roll 十七歳の地図 愛の消えた街 この日の観客たちは尾崎目当ての…

毎年4月25日の尾崎豊命日に池袋西口公園で「KLAXONファンの集い」を開催していましたが、20回目となる来年にて終了し、再来年からは渋谷クロスタワー近辺に場所を移す事にいたします。 池袋で集うようになったきっかけは、命日前夜に北千住のマンション付近…

戦争というものを経験していない世代である 親も祖父母も そろそろ曾祖母くらいじゃないと経験してないのですよね。 いやたまたま広島のことを書いたら考えていたことがちょっとあったので統率者の言葉でも載せておこう。 俺は今の日本人にひ大和魂がないっ…

1984年 7月1日 日比谷野音音楽堂 尾崎を伝説だの偶像化へ祭り上げる契機となった野音アトミックカフェの話へ筆を進めるべきであるがこの野音では骨折をする前に一度白井貴子の前座でこのステージに立っている。 余談ながら白井貴子とは後に８７年の広島平和…

１９８４年７月 天気もいいんで公園でおしゃべりでもしましょうよと言った尾崎 この日は取材日で尾崎は約束の時間に１５分遅刻して事務所までやってきた。 「電車が混んでまして」 という苦しい言い訳をするが屋外でのんびりした気分で話そうということで取…

シェリーという曲はデビューライブのルイードでも歌われており 実はこの曲のことを先に書こうと思っていたのだが筆者は書きたいことを先に書いていたりいつしかワガママにも事実をふせてふたをしていたようなので閑話休題と題して書かせていただく。 ファン…

面倒なことに 企画担当になったでござる 利用者じゃなくてあの施設なら女性職員と戯れたい

なんかマジで最近 天候おかしいな 来年本当に世界終わるんじゃない

１９８４年 ６月３０日 尾崎は早朝、朝霞の実家に帰ってきた。 ライブが終った、２８日は福岡で泊まり、２９日に福岡を発し車に１日中揺られて福岡から埼玉までの移動を行って帰ってきた。 心配していたよりも元気に帰ってきたと、父である健一氏はこのとき…

ちょっと尾崎のことでいろいろ書いてきたのだけど この連載物てきなやつは書庫を移動いたしました。 理由としてはあのカテゴリ尾崎豊には3年分もいろんなこと書いててやたらと重複してることもあるので 今回から新しく書いていきたいので気持ちの一新も兼ねて…

尾崎が広島を訪れた際に原爆ドームに行った話なのだけどただ呆然と立ち尽くしていたという話。 原爆ドームには８７年の広島平和コンサートのときに山内さんが原爆ドームを背景にした写真を撮っているけど 18の尾崎がその現場に行ったことに興味がある。 俺も…

安定のこもらーだわｗ ちょっとの雨なら出かけてもいいかと思ったけどすごい雨だし 勢い良く風も吹きやがる。 明日には髪切りにいきたいのだけどなｗ

くもくもくもり 雨降るんじゃない 週末はこもらーに転身やな

1984年6月28日 福岡ビブレホール 広島ライブの翌日27日、車で広島から福岡へ移動。 福岡東急アネックスホテルに尾崎は宿泊した。 ライブ終了後に同日のホテルで宿泊。 この福岡の地で尾崎初の全国ツアーは終了した。 ツアー終了ということでささやかである…

1984年6月26日 広島ウッディストリート バナナホールのライブが終了した後、すぐに車で5時間かけ次のライブ地、広島に向かった。 この時に尾崎が宿泊したホテルは広島東急インであったとのこと。 広島公演、このライブで尾崎は声が出なくなってしまい 振り絞…

1984年6月25日 大阪バナナホール長蛇の列が昼間から作られている。 学生服姿の中高生もいれば、私服の人もいる。 尾崎豊という18歳の男を見るため300人の人々がこのライブハウスに詰めかけた。ファンたちはチケットを片手に並ぶ、開場後雪崩をうつように列は…